ゴスペル大好き 朝日に輝く

聖歌 9



9 朝日に輝く
作詞: Rev.Moon 作曲: Yun Yong Yang

1、朝日に輝くわが山河
  友よ諸共に勇み立ち
  生命の御声の満ち溢る
  自由の天地に仕えまつれ!
2、果てなき大地よ豊けき地
  身も霊(たま)もすべて捧げまつり
  天地(あめつち)よろずを神に帰し
  勝利の御旗をかざし進め!
3、御父に召されし若き日を
  力の限りに戦わん
  天なる兵士よ奮い立て
  永遠の理想を打ち立てよ!

聖歌 第一部 9番「朝日に輝く」

 統一教会(現・家庭連合)で修練会は、いつから行われてきたのでしょうか。初めての本格的な修練会といえるのは、40日間にわたって行われた第1回伝道師修練会(1959年1月10日〜2月20日)でしょう。
 場所はソウル・青坡洞(チョンパドン)の本部教会(当時)でした。

 真のお父様(文鮮明先生)は非常な関心を寄せ、真心を投入し、どうしても必要な用事のほかは毎日毎時間、修練生と一緒に過ごされました。

 あと三日で修了式という2月17日の夜、大先輩に当たる修練生数人がお父様の部屋に伺い、「どうか、新しく出発する修練生たちに、信仰生活の指針となるみ言を(書いて)下さいますよう」とお願いしたそうです。

 その時お父様は、「そういう形ではなく、み言の代わりに、前から修練生たちが願ってきた歌を作ってあげよう」とおっしゃって、その場で「原理勇士歌」(日本語版「朝日に輝く」)を作ってくださったのです。修練会の中で心を鼓舞する歌が欲しいと、参加した皆が願っていたそうです。
 世界的な詩の賞をお父様は受けられましたが、お若い頃の詩を見ても、心の世界の深さと、それを表現する言葉の豊かさに感動するばかりです。

 こうして歌詞は作っていただきましたが、作曲はすぐにはできませんでした。それで、2月20日の修了式には、歌詞をそのまま唱和することによって歌の代わりとしたそうです。

 その後、4回もの修練会の間、歌詞だけを唱和していましたので、お父様は梁允永(ヤン・ユニョン)女史を呼ばれ、「この詞に曲を付け、修練会の時に歌う力強い歌を作りなさい。修練生たちのために命の力溢れるような生き生きした歌が欲しい」と言われました。

 力強い歌にしなければならないと心掛けながら、梁女史は曲を作りました。それをお父様が認めてくださり、1961年5月13日、第6回全国伝道師修練会修了式の時、ついに曲を付けて歌うことができたのです。

 歌詞に込められたお父様の勇壮な激励と、奮い立つ召命の志が迫ってくる素晴らしい聖歌です。(参照:『聖歌のめぐみ』)



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