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聖歌52 貴き宝



52 貴き宝
作詞: Setuko Sakurai 作曲: Anonymous

1、貴き宝、捧げ奉り
身も魂(たましい)も、仕えまつらん
妙(たえ)なるかなくすしき日よ
待ちし父母様、生まれたもう
2、平和の鐘は、四方(よも)に響き
慰(なぐさめ)めの日よ憩いの日よ
喜び溢れ望み尽きず
こよなき御名を讃えし日よ
3、天(あめ)より降(くだ)る永世の国
聖なる都エルサレムよ
勇みて仰げ栄えの君
待ちし日は来(き)ぬいざや誉めよ




聖歌 第一部 52番「貴き宝」

 歌の原曲は三博士のささげものをテーマにした韓国の古い讃美歌ですが、訳詞担当者のインスピレーションをもとにして、この深い信仰告白の歌が生まれました。
 これはまさに天が与えてくださった歌であることを、歌いながらきっとうなずくに違いありません。

 神のひとり子イエスのご聖誕の時、お告げによって集められた三人の博士たちは、その時代において最も高価で価値あるものとされた黄金、没薬、乳香を携えて来てささげました。恐らく、それは彼らの全財産と換えた宝であったことでしょう。
 誰もイエスの聖誕を知らなかったその夜にささげ物をすることができたというだけで、彼らは歴史に残っています。
 しかし、彼らはささげ物をしただけで、イエスに仕えず去って行きました。

 私たちは何を準備し何を携えて、再臨の日に向かったらよいのでしょうか。
 「宝」はある人にとっては金銭や宝石であり、名誉や地位でもあるでしょう。また、幸福な家庭や恋人かもしれず、学問や生きがいをもたらす芸術かもしれません。

 しかし今、「もっとまさった永遠の宝」(へブル人への手紙 第10章34節)があることを知らなくてはならないのです。
 自分たちが貴く思ってきた全てのものをささげる時、主は喜びと希望をもって導いてくださいます。神は私たちを実子として、天の世嗣(せいし)として、祝福の相続者として、切実に愛しておられるのですから。

 来たりたもうた真の父母を、自分の宝をもって迎えましょう。全身全霊を挙げて慕い、この身をもって仕え、待ちに待った喜びの日の到来を伝えようではありませんか。




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