聖歌 46 怒濤となり進め
46 怒濤となり進め 作詞: Jai Hoon Pak 作曲: Tong Hoon Ree 1、 怒涛となりすすめ、われらは若者 瞳に輝くわれらの希望 主の御言 手にかざし進み行けよ われらが生命ぞ、ただ主にあれや 2、空のごと高かれ、われらは若者 海のごと深かれ、われらの信仰 われらは主の子女、召されたる兄弟 われらが生命ぞ、ただ主にあれや 3、火のごと燃えあがれ、われらは若者 滝のごと強かれ われらの血潮 若き命かけ、証かせ福音を われらが生命ぞ、ただ主にあれや 4、拡がれ大地のごと、われらの心情 山のごと気高き、われらの理想 勝利の旗立て、歌いつつ歩めよ われらが生命ぞ、ただ主にあれや |
聖歌 第一部 46番「怒涛となり進め」
聖歌46番「怒涛となり進め」は、1967年に作られた韓国キリスト教の讃美歌です。
作詞者は、詩人として多くの讃美歌の作詞を手掛けた潘秉燮(パン・ビョンソプ)牧師、作曲者は韓国キリスト教音楽に大きく寄与した李東勳(イ・ドンフン)牧師です。
この曲は、コヘレトの言葉(伝道の書)12章1節「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、『わたしにはなんの楽しみもない』というようにならない前に」という聖句を背景に作られたといわれています。
韓国キリスト教『改編讃美歌』(1967年発刊)を編纂する際、青年のための讃美歌が必要だとして、潘牧師に作詞を依頼しました。
潘牧師がこの歌詞を書き上げたのは、日本に留学していた時だといわれています。
ある日、突然目の前に大海原が広がり、波が押し寄せてくる幻想を見ました。潘牧師は急いでその光景を紙に書き、そうしてできたのが、1番の歌詞だそうです。
2番から4番の歌詞は、韓国の空と海、日本の火山、中国の滝や大地など、さまざまな自然を通して潘牧師が感じ、悟ったことをもとに書かれています。
青年が持つ気性を「自然」を使って力強く表現した、若き日のひたむきな情熱を呼び覚ましてくれる一曲です。