聖歌 30とり戻した栄光
30 とり戻した栄光 作詞: Yun Yong Yang 作曲: Yun Yong Yang 1、わが愛の父よ、歴史をひも解き 積もる恨みをば、今日解き放ち給う アダムの罪も、ハムの過ちも 主イエスに背きしも全て洗い清めぬ 2、わが愛の父よ、我等を見捨てず 贖いの道を永遠に開き給う 奪われし家庭、今ぞ再び 父母様によりて、成りしその嬉しさよ 3、わが愛の父よ、尽きぬ御言と 愛の御手もて、今ぞ御業成しぬ 病みしイスラエル背きし御民 新たなる聖徒ら、永遠に贖い給う |
聖歌 第一部 30番「とり戻した栄光」
「とり戻した栄光」は1961年5月13日に梁允永(ヤン・ユニョン)女史によって作られました。
2日後の5月15日は、歴史的な36組(そのうちの33組)の祝福結婚式でした。
人類の代表として重要な使命をもった、旧約・新約・成約の各時代を担当する36家庭です。
天的な価値ある行事は、多くの困難や障害を伴うものです。
まして人類の代表を立てる場であれば、その困難は想像を絶することでしょう。
しかし同時に、そこは天の父の限りない喜びの場でもあります。
その祝いの日のために、梁女史はこの歌を作りました。
「この曲はとても短い時間で作りました。30分くらいでしたね。心がいっぱいでしたから早くできました。一段曲を作っては、一段歌詞を付ける、というようにできていきました。涙が溢れ出て、滝のように流れたのです。お父様の半生、悲劇の歴史を再び復帰するためたくさんの苦難を越えてこられた、そのご半生が思われて泣きながら作りました」
激しい内的戦場を越えて立ったその場に、この歌はどれほどの感動と慰労を与えたことでしょう。
(参照:『聖歌のめぐみ』)