聖歌29 宴のとき
29 宴のとき 作詞: Yun Yong Yang 作曲: Yun Yong Yang 1、新エデンの園に蒔かれし生命よ 芽生え、今育ち咲き誇り装いぬ 父なる神よ、聖きこの日を 祝しませ、愛の絆を ハレルヤ栄えある日 2、緑の野辺に美(うる)わしき花よ 生命を注がれ春の野舞い踊り 御使い諸人、誉めよこの日を 祝しませ、愛の交わりを ハレルヤ栄えある日 3、御前に立ちて誓いし汝が身 変らぬ愛もて仕え侍らなん わが主よ、わが神、この妹背(いもとせ)を 祝しませ、愛のむしろを ハレルヤ栄えある日 4、御恵みあふるる永生(えいせい)の朝 天地(あめつち)よ囲め真の父母を 歌えやこぞりて主の愛の香(か)を 永久(とこしえ)の春は来たれり ハレルヤ栄えある日 |
原題を「愛の春の園」といい、梁允永(ヤン・ユニョン)女史によって作詞・作曲されました。
初めこの曲は聖歌9番「朝日に輝く」のために作曲されました。
しかし曲をお聞きになった真のお父様が「この曲は愛らしい感じがする。少年少女向きの曲だ」とおっしゃられ、聖歌9番には使われませんでした。
曲自体は良いものであったためこの曲に合わせて歌詞が作られ、「宴のとき」という素晴らしい聖歌として実りました。
梁女史はお父様のお言葉にヒントを受け、未来の希望に胸を膨らませる少年少女たちをイメージしながら歌詞を作っていきました。
「その時、お父様も一緒に考えてくださいました。作っては歌い、歌っては直していった楽しさは忘れられません」
1960年の真の父母様ご聖婚の際、この歌を合唱してささげました。それ以来、祝福式で合唱隊によって歌われたり、新郎新婦の入場曲として演奏されたりしました。
日本においては、久保木修己会長(当時)夫妻が日本で初めて祝福の恵みを受けられた1968年2月の430組の祝福の時に感謝を込めてこの聖歌の訳を公募し、久保木会長によって「宴のとき」と名付けられました。
こうして日本においても、祝福の種がまかれた恵みと感謝の記念として、この聖歌が歌われるようになったのです。
(参照:『聖歌のめぐみ』)